サイエンスライターの鹿野氏がmixi内の日記に、毎日新聞の社説『特急車内強姦 見て見ぬふりを決め込むな』について書いていた。
日記を引用することを許可されていたので、わたしも引用させてもらうと。
こんな社説が出るのは、まあ当然だろう。
でも、こういった現象は傍観者効果として1960年代から知られている。つーか、社会心理学の本を読めば必ず出てくる話。多くの人が気づいていたからこそ身動きが取りにくい。
他者の様子を見て、自分の行動を躊躇してしまうから。
道ばたに倒れている人を見ても、無視する人が多いのも同じ理由による。
この事件について、このようなブログの記事もあり、実際に同じ特急に乗り合わせていた人たちがその状況を、どの程度把握していたのかという部分は置いておくとして。
傍観者効果というものは、思い返せば確かにある、と感じた。私自身も、公衆電話で困った顔をして周りをみている外国人らしき人を見かけたことがあるが、素通りしてしまったことがある。あのときも確かに人混みでの出来事だった。実際に助けを求めて声を出しているわけでもないし…と、いいわけを考えている間に通り過ぎてしまったのだ。
いまでも、ときどき思い出しては、あのとき思い切って話しかけてみればよかった…と後悔してしまう自分がいる。
また、鹿野氏はこう書いてもいる。
ちなみに、自分が何か災難に巻き込まれ、傍観者効果で誰も助けてくれないときは、助けを求める対象を限定すると良いらしい。たとえば、そこのジーパンはいた人助けてとかいうと、その人が動いてくれる可能性が高く、一人が動けばたくさんの人が助けてくれるみたい。ためしてみそ。
実際に行動のできる人間になりたい。
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